私たちの想い

介護保険が開始されヘルパー2級が世の中に出始めた頃、星の数ほど誕生したホームヘルパー。

主婦がこぞって資格を取りに行き恐らく魅力があったのだと思います。今では在宅ヘルパーの求人率は５～８％という超人材不足業界となってしまいました。そうなったのも20年前のヘルパーの仕事内容を見れば納得です。

自分の大切な人・・・家族、親に介護が必要となる時は、突然やって来ます。そして人生の最終ステージとなった時、家族の立場として一番近い位置にいて、どうしたら良いか分からない時相談に乗りアドバイスするのがヘルパーです。急に訪れた「介護」という真っ暗な世界で足元にそっと光を照らせる、そんな仕事だと思っています。

病院や施設で、管をたくさん付けて最期を迎えるのが当たり前になっている昨今。もっと自然に、人としての最期を迎えられる手助けをする尊い仕事であり、「最後は家で死にたい・・・」それを叶えるスペシャリストです。

今後いま以上に高齢大国となるこの国において、ヘルパーはとても重要で必要となるでしょう。決して誰でも出来る仕事ではなく経験・知識・判断力が必要な専門職です。

来てもらって嬉しい！出会えて良かった！そう思われるヘルパー育成、そしてヘルパーという職業の地位向上を目指して日々精進していきます。

ぱれっと代表　吉村美緒